こどもの栄養バランスの基礎(5大栄養素とPFC)
最終更新日:2026年7月29日
「すくすく」のバランス結果には、たくさんの栄養素とPFCバランスが表示されます。ここでは、その土台となる「5大栄養素」と「PFCバランス」の考え方を、やさしく整理します。難しく考えず、"なんとなくの地図"として読んでください。
5大栄養素の役割
- 炭水化物(ごはん・パン・めん・いも)=体と脳を動かすエネルギー源。活発なこどもには特に大切。
- たんぱく質(肉・魚・卵・大豆・乳)=筋肉や臓器など体をつくる材料。成長期の主役。
- 脂質(油・肉や魚の脂・乳)=効率のよいエネルギー源で、脳や体の発達にも必要。とりすぎ・不足の両方に注意。
- ビタミン(野菜・果物など)=体の調子を整える。
- ミネラル(カルシウム・鉄・亜鉛など)=骨・血液など、体づくりを支える。
これに食物繊維(腸の調子)や水分を加えて考えると、より整います。
PFCバランスとは
PFCは、エネルギーになる3つの栄養素——Protein(たんぱく質)・Fat(脂質)・Carbohydrate(炭水化物)——の頭文字です。1日にとるエネルギーを、この3つでどんな割合で摂るかの目安が「エネルギー産生栄養素バランス」です。
「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、おおよそ次の範囲が目標とされています(1歳以上)。
- たんぱく質:13〜20%
- 脂質:20〜30%
- 炭水化物:50〜65%
「すくすく」のバランス結果では、この割合を帯グラフで表示します。極端に偏っていないか、を見る目安にしてください。
「1食で完璧」を目指さない
いちばん大切な考え方です。1回の食事で全部そろえるのは大変ですし、必要もありません。栄養は1日〜数日の合計でならしていくものです。
- 朝が軽くても、昼・夕でおぎなえればOK。
- 今日足りなくても、明日で調整できればOK。
- 「主食+主菜+副菜」がなんとなくそろう日が多ければ、上出来。
すくすくで1食だけ記録すると「不足」が並びますが、これは正常です。数字に一喜一憂せず、傾向を見る——それがこのアプリの使いどころです。
まず意識したい3つ
- 主食・主菜・副菜をなんとなくそろえる
- 不足しやすい鉄・カルシウムを意識する(補う食べ方)
- 塩分・砂糖はほどほどに(塩分と上手につきあう)
※本記事は一般的な食事の目安を示す情報提供です。数値は「日本人の食事摂取基準(2025年版)」を参考にしています。お子さんの食事・発育について心配な点は、かかりつけ医・小児科・管理栄養士にご相談ください。